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Kentex メンテナンス

機械式時計の特徴と取り扱いについて

機械式時計のムーブメントは精密なパーツが組み込まれた、非常にデリケートな精密機械です。
乱暴な操作や、強いショックを受けたりすると、せっかくのお気に入りの時計も台無しになってしまいます。
ここでは機械式時計の一般的な特徴と取り扱いの注意事項について説明します。

時刻精度

機械式時計はクオーツ時計にくらべて精度の点では劣り、精度を日差(一日の狂い)で表します。
全てのKENTEXの機械式モデルは出荷検査規格に基づく精度試験を行い、規定の精度基準(歩度)を満足しています。
しかしながら機械式時計はクオーツ時計に比べ、温度(注油されている潤滑油の粘土変化など)や姿勢差(携帯時の時計の姿勢)、重力などによって精度は微妙に変化します。
したがって、出荷時の試験(精度試験)と、実際に使用する環境下での精度(携帯精度)は異なってきます。
また機械ですから長時間止まった状態が続くと機能劣化することがあります。
機械を常にベストな状態に保ち、精度を安定させるためには。常に同じような動きをすることが大切で、長時間使わない時にはワインディングマシン(自動巻きの場合)などで、ぜんまい巻上げを行うと性能を維持することにつながります。

動力源と持続時間(パワーリサーブ)

クオーツが電池を動力源とするのに対し、機械式はゼンマイの巻上げによって蓄えられたエネルギーを動力源とします。このゼンマイを最大限、巻き上げた状態で、その時計が何時間作動するかを表したものが持続時間で、ムーブメントによって異なります。
文字盤上、専用指針で表示するパワーリザーブインジケーターを装備したモデルもありますが、これはゼンマイの巻き上げ具合を針で示したもので、あとどのくらい作動するかが分かります。
持続時間例 ETA2824 38時間 ETAバルジュー7750 42時間

帯磁について

機械式時計は磁石などに弱く、非常に強い磁場の環境下では、帯磁してしまい、精度が落ちてしまうことがあります。この場合は脱磁の修理を行うことが必要です。
テレビやパソコン、携帯電話など磁力や電磁波を発生するものはムーブメントに悪い影響を与えることがありますので安全のために、なるべく使づけないほうが無難です。

特別に耐磁対策を強化した耐磁時計がありますが、これはムーブメントに磁気が及ばないように導磁性のある金属(軟鉄など)でシールド(遮蔽)した構造です。

衝撃について

非常にデリケートな精密部品で組み立てられている精密機械のため、衝撃には弱いので、落下や強いショックを与えないようにご注意ください。
KENTEXの時計はインカブロック(ETA)など、優れた耐震構造のムーブメントを採用していますが、長く愛用するためには普段の丁寧な取り扱いが必要です。

オーバーホール

大切な時計を一生使うためには、一定時間ごとのオーバーホールが必要です。
オーバーホールとは油を交換したり、パーツの点検、分解掃除のことです。
日常のメンテナンスに加えて3~4年に一度のオーバーホールによって機械式時計は性能を維持し、長く使うことが可能になります。

ムーブメントの石数と振動数

石数はムーブメントに組み込まれた穴石、受け石の数量を示します。これらの石は回転振動を繰り返すテンプや各歯車の軸に接する部分の摩耗から守る目的で組み込まれています。
素材には高い高度、潤滑油との相性の良さからルビーが多く採用されています。
手巻きムーブメントには17石、自動巻きには21石以上用いられるのが一般的です。
振動数は、テンプの一時間あたりの振れの回数を示します。振動数が大きいほど高い精度を出しやすくなる反面、各部品や潤滑油の消耗が激しくなり耐久性が劣化する問題があります。振動数を表す単位として、『毎時28800)』『ビート』『Hzヘルツ』などが使われます。